ニュース

お知らせ2017.04.23島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭 開催の結果報告

島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭は、4月23日(日)全ての日程を終了しました。
今回の開催について、主な結果を報告させていただきます。

 

 

開催概要

日程
2017年4月20日(木)~23日(日)
4日間

開催会場
なは会場
波の上うみそら公園、国際通り周辺、桜坂劇場、てんぶす広場ステージ、テンブスホール、テンブス館3Fギャラリー、よしもと沖縄花月、ハイアット リージェンシー那覇 沖縄、那覇市役所

ちゃたん会場
ミハマアメリカンビレッジ、ミハマ7プレックス

ぎのわん会場
ぎのわんトロピカルビーチ

きたなかぐすくイオンモール沖縄ライカム会場
イオンモール沖縄ライカム

やんばる会場
海洋博公園

コザ会場
ミュージックタウン音市場、沖縄市立山内中学校

なかぐすく会場
中城城跡

うらそえ会場
浦添市立浦添小学校、てだこホール

とみぐすく会場
瀬長島ウミカジテラス

みやこじま会場
よしもと南の島パニパニシネマ、ドン・キホーテ宮古島店

いしがき会場
石垣市民会館

いへや会場
伊平屋村産業連携拠点センター

主催
沖縄国際映画祭実行委員会

運営
株式会社よしもとラフ&ピース

 

 

映画上映作品本数

上映プログラム作品: 52作品

内訳
特別招待作品: 13作品
TV DIRECTOR'S MOVIE:7作品
地域発信映画:10作品
日本のコメディ・世界のコメディ:3作品
桜坂映画大学:6作品
特別上映・オープンエアスクリーン:9作品
沖縄ヒストリカルムービー:4作品

 

 

ご協力いただいたボランティアの方々

第9回 参加登録者数:84名/のべ稼働人数:126名

 

 

開催期間来場者数

約33万人

来場者数は、20日(木)から23日(日)までの映画祭開催会場での来場者数約33万人を記録しました。
2009年にスタートした沖縄国際映画祭は、2014年より「島ぜんぶでおーきな祭」と改称、“映画・音楽・ダンス・お笑い・ファッション・アート・スポーツ”など、総合エンタテインメントの祭典として春の沖縄を代表する年間通してのイベントに成長しました。今開催は、離島を含む12市町村24会場と過去最大の規模に成長。前夜祭を含む4日間の開催となりましたが、各会場で動員数のアップにつながりました。

第1回約11万人(4日間)、第2回約38万人(8日間)、第3回約31万人(8日間)、第4回約41万人(8日間)、第5回約42万人(8日間)、第6回約38万人(5日間)、第7回約40万人(5日間)、第8回約35万人(4日間)

 

 

4月21日(金)那覇市波の上うみそら公園にて「オープニングセレモニー」を実施!
本祭で初めて那覇市にメイン会場を移し、波の上うみそら公園にて「オープニングセレモニー」を実施し、約1500人が出席しました。

 

4月23日(日)那覇市の全面的なバックアップの下、那覇国際通りレッドカーペット開催!
第6回沖縄国際映画祭において、那覇市職員の熱い思い、そして、なは応援団、周辺商店街組合など多くの方々のご協力を得て、「那覇国際通りレッドカーペット」が実現しました。
今年も、4回目となる国際通りレッドカーペットを実施し、動員数はのべ91,000人、長さ150mを130組1099人のゲストが歩行しました。

 

よしもと芸人・ゲスト出演者数
期間中、ビーチステージイベントや舞台挨拶などで、340人のよしもと芸人が出演しました。
また、プログラムゲスト234人の他、ダンスパフォーマー239人、アイドル・アーティスト189人、モデル11人、スポーツ選手9人が、ビーチステージイベントや舞台挨拶、ちゅらイイGIRLS UP!ステージなどにご参加頂きました。

 

4月22日アマゾンと連携した「原作開発プロジェクト」のグランプリを発表
「原作開発プロジェクト」は、よしもととさまざまなユーザー投稿型サービスがタッグを組み、枯渇している原作を開発し、才能を育成していける新たな仕組みを生み出すプロジェクトです。
ユーザーが自身の小説作品をセルフ出版できるAmazonの“Kindleダイレクト・パブリッシング"、あなたの人生体験を投稿するサイト“STORYS.JP"、ユーザーがマンガやイラストを気軽に投稿できるサイ“MediBang!"、この3サービスを通じて、それぞれ大賞作品を決めるコンテストを行っています。
小説部門のグランプリには、小野田秀樹さんの「桜七Ⅱ」 大石ロミーさんの「エスカレーターボーイ」が選ばれました。この2つの部門のグランプリ部門に選ばれた3作品は、今後、書籍化やアマゾンによる映像化が検討されていきます。
また、「マンガ部門」の募集開始とコンテストの概要が、募集プラットフォームとなる「Medibang!」担当者から説明されました。海外のマンガ家を発掘するプロジェクトが新たにスタートします。

 

SDGs×島ぜんぶでおーきな祭とのコラボ企画を実施
島ぜんぶでおーきな祭では、SDGsを沖縄から発信するために、「SDGs×島ぜんぶでおーきな祭」と題して、「『わたしが見た、持続可能な開発目標(SDGs)』写真展」「SDGs紹介映像 未来人からのメッセージ動画」「そうだ!どんどん がんばろう!スタンプラリー」といった3つの企画を実施しました。
「わたしが見た、持続可能な開発目標(SDGs)」写真展は、那覇市役所1Fロビーとイオンモール沖縄ライカム2Fの2ヶ所の会場で開催。「わたしが見た、持続可能な開発目標(SDGs)」学生フォトコンテストの大賞、優秀賞など各賞受賞作品を展示。さらに日本全国、沖縄全島、そしてアジア各地で撮られた生活の一場面を通して、SDGsについての理解を深めるべく、47都道府県住みます芸人の46作品、沖縄41市町村全力応援芸人の41作品、アジア住みます芸人の11作品を展示しました。
「SDGs紹介映像 未来人からのメッセージ動画」は、SDGsを構成する17の目標に対する取り組みを紹介するライトアニメーション動画を作成しました。島ぜんぶでおーきな祭のキャラクターをアニメ化し、アフレコによしもと芸人たちが参加。エンタメ要素たっぷりの映像で、多くの人にSDGsを楽しみながらの理解を深めてもらう取り組みです。
「そうだ!どんどん がんばろう!スタンプラリー」では、SDGsを遊びながら学ぶ参加型体験イベントです。子どもたちにも分かりやすくSDGsに親しみを持ってもらえるように、“自分たちの身近なこと"を例にしながら17の目標を感じてもらう企画です。17の目標にあわせて17個のタレントのスタンプを集めながら、ゲーム感覚でSDGsを楽しく学ぶことができます。スタンプを全部集めると、抽選くじに参加できる特典も用意しました。
見て、楽しんで、体験してSDGsを少しでも多くの人に知ってもらい、沖縄からSDGsの取り組みを発信して、2030年を笑顔あふれる“Laufh & Peace"な世界になるように願っています。

「わたしが見た、持続可能な開発目標(SDGs)」写真展
那覇市役所
日時
2017年4月17日(月)~4月28日(土)
※22日(土)、23日(日)休館
場所
那覇市役所 1Fロビー
料金
無料

イオンモール沖縄ライカム
日時
2017年4月21日(金)~4月23日(日)
場所
イオンモール沖縄ライカム 2階スポーツオーソリティ前
料金
無料
展示内容
「わたしが見た、持続可能な開発目標(SDGs)」フォトコンテスト受賞作品より
□ 大賞(外務大臣賞)1点
□ 優秀賞 3点
□ 特別賞(Diorウーマン・エンパワーメント賞)1点
□ 入賞 10点
□ 47都道府県住みます芸人より46作品 沖縄41市町村全力応援芸人より41作品
□ アジア住みます芸人より11作品

 

「SDGs そうだ!どんどん がんばろう!」スタンプラリー
日時
2017年4月21日(金)~4月23日(日)
10:30~19:00(※23日18:30)
場所
波の上うみそら公園[那覇市] ラフピータウン内
料金
無料​
台紙配布
ラフピータウン内
景品交換
ラフピータウン内「そうだ!どんどんがんばろう!スタンプラリー大抽選会場」
概要
ラフピータウン内にてスタンプの台紙を配布。台紙を手に入れたら、ラフピータウン内に散らばる芸人スタンプを集め、全てのスタンプを手に入れたら、景品交換所での抽選くじに参加ができます

 

SDGs紹介映像 未来人からのメッセージ動画
多くの人にSDGsの取り組みを紹介するオリジナル動画を制作。島ぜんぶでおーきな祭のキャラクターが登場し、よしもと芸人がそのアフレコをつとめる、楽しくエンタメ要素を盛り込んだライトアニメーション映像を公開します。映画上映前やイベント会場など、期間中各地で放映しました。

 

4月21日(金)、那覇市 波の上うみそら公園ステージで「ASIA DANCE AWARD」が行われ全国トップクラスの実力を誇るダンスユニット3組がそれぞれ華麗な技で会場を魅了
「ASIA DANCE AWARD」は、国内そしてアジアから世界へ向けて、ストリートダンスの新たなスターを送り出すべく始動したストリートダンスのプロジェクト。島ぜんぶでおーきな祭での発表を皮切りに、1年間を通して、アジア全体で展開していきます。8月は日本と中国、9月はタイ、10月は韓国、11月はインドネシア、12月は台湾と、アジア各地で予選トーナメントがあり、来年2月に東京「EX THEATER ROPPONGI」で、オールアジアの頂点を決めるアジアンダンスアワード・ファイナルステージが行われます。

 

4月22日(土)記念シンポジウム「沖縄の未来をつなぐエンタテイメント産業と人材の育成について」を開催
那覇市の沖縄かりゆしアーバンリゾート・ナハにて、記念シンポジウム「沖縄の未来をつなぐエンタテイメント産業と人材の育成について」が行われました。「沖縄はエンターテインメントの人材の宝庫として全国でも認識されている。音楽、ダンス、お笑いなど様々な人材を沖縄で育て、この産業と未来を担う位置になり得る」と話し、沖縄はポテンシャルを生かす人材育成の場として最適であるとの認識を示しました。
“沖縄で人材育成の学校を作るならば"をテーマにしたパネルディスカッションでは、「世界で今枯渇しているのは、ゼロから1を生み出すこと。それが出来る人を育てたい」と話し、「技術力だけではなく人間力、社会力が必要。コンクリートの割れ目から葉っぱが出てくることに気づく人間になるため、感性を磨く術を日常生活で努力し癖にして欲しい」と伝えました。
最後に、これまで吉本興業が手がけたスクール事業を振り返るとともに、直接プロからマンガやCG、アニメ、パフォーマー、クリエイター、ライブスタッフの要素を1日体験ができる「ラフ&ピース ツアー 2017 夏」の紹介がされ、中高生を対象に今年8月以降から沖縄県41市町村と全国5大都市(東京・大阪・名古屋・福岡・札幌)で行われることが発表されました。

■セミナー パネルディスカッション
堀江信彦氏
株式コアミックス代表取締役社長(元週刊少年ジャンプ編集長)
古賀俊輔氏
(ザフール代表取締役 (Netflixドラマ「火花」プロデューサー、元京都造形芸術大学教授)
下地芳郎氏
琉球大学 観光産業科学部 教授
長崎行男氏
音響監督(アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』『KING OF PRISM by PrettyRhythm』)
志村一隆氏
メディア研究者(元情報通信総合研究所グローバル研究グループ主任研究員)
知念覚氏
那覇市 副市長
根本かおる氏
国連広報センター所長

 

 

受賞作品

島ぜんぶでおーきな祭の受賞作品は以下の通り決定いたしました。

地域発信型プロジェクト
JIMOT CM COMPETITION
4月22日(土)波の上うみそら公園 特設ステージで開催されました『JIMOT CM COMPETITION FINAL』において、全国部門グランプリ、よしもと47シュフラン賞、サンシャインプレゼンツ沖縄41市町村部門が決定しました。

JIMOT CM COMPETITION 全国部門グランプリ
優勝賞金47万円
青森県農林水産部総合販売戦略課
だし活@AOMORI MEDIA LABO

JIMOT CM COMPETITION  よしもと47シュフラン賞
青森県農林水産部総合販売戦略課
だし活@AOMORI MEDIA LABO

JIMOT CM COMPETITION サンシャインプレゼンツ沖縄41市町村部門
優勝賞金41万円
与那原町
よなばる応援団様


クリエイターズ・ファクトリー
第5回沖縄国際映画祭より創設された『クリエイターズ・ファクトリー』は、次世代を担う若い映像作家の発掘を目的とした「U-25映像コンペティション」、また今回から新たに映画企画を募集する「映画企画コンペティション」を新設いたしました。新しい感覚に満ちた驚きの作品の中からグランプリに輝いた受賞者の次回作を沖縄映画祭がバックアップし、沖縄から新しい才能を育てます。《クリエイターズ・ファクトリー》は今秋開催の“映画もアートもその他もぜんぶ" をコンセプトとした「京都国際映画祭」とも連動しています。春は沖縄・秋は京都と年間を通し、才能あふれる若手の発掘・育成を行っていく企画です。

クリエイターズ・ファクトリー2017 U-25映像コンペティション
沖縄から世界へ賞(グランプリ)
小川泰寛「向こう側」
受賞コメント​
「向こう側」は自分たちの考えていることをどうやったら作品に反映されるのかというのを必死に考えていた作品で、こういう結果になって気合いが入ったので頑張りたいと思います。これからも見てくださる方の心に届くような作品っづくりを心がけていきます。よろしくお願い致します。

クリエイターズ・ファクトリー2017 映画企画コンペティション
沖縄じんぶん賞(グランプリ)
西木ファビアン勇貫「ハーフタイム」
受賞コメント
自分の企画をたくさんの人に読んでいただき、更にはこのような素晴らしい賞を頂けたことに大変感謝しています。この経験と沖縄での出会いを大切にして、自分の表現を磨き、映像化実現に向けて面白い脚本に仕上げたいと思います。​

 

 

次回開催概要

島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭
10th OKINAWA INTERNATIONAL MOVIE FESTIVAL

来年の開催は以下のように決定いたしました。

日程
2018年4月19日(木) ~22日(日)[予定]

会場
沖縄県内各所

主催
沖縄国際映画祭実行委員会