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レポート2017.04.21見終わったら叫びたくなる!? カラー版より迫力満点のマッドマックスモノクロバージョンを上映

4月21日(金)、那覇市の桜坂劇場Bホールで、桜坂映画大学『マッドマックス 怒りのデスロード ブラック&クローム ディションン』の上映が行われ、司会のバッファロー五郎・竹若、2丁拳銃・川谷、テンダラー、レイザーラモンHG、NON STYLEが登場しました。

NON STYLE・石田が「謝罪の神様です」と相方の井上裕介の謝罪会見をいじり、テンダラー・浜本が「今日はロバート・デ・ニーロの『タクシードライバー』を上映するの?」と乗っかると会場からは笑いがこぼれます。気を取り直して映画の説明を始める竹若ですが、「まあ車が色々ぶつかるという井上にぴったりの映画です」と話し、勘弁してくれという様子の井上に会場は再び笑いで包まれました。

4作目となるマッドマックスシリーズ最新作のモノクロバージョンとなる本作。特別講師として登場したバンド、赤犬のロビン前田さんが「監督のジョージ・ミラーは撮影時70歳を超えていて、見る前は期待と不安が入り混じった感じでした。でも見終わったら、『なんていうものを見てしまったんだ!』叫びたくなる映画でした」と話すと会場の期待も高まります。「監督が、英語をわからない人でも楽しめるようにと制作した映画なので、セリフが少なく映像で楽しめます」と見どころを説明してくれました。

今回は登壇者も一緒に映画を観賞し、みんなでワイワイ言いながら楽しむ生オーディオコメンタリー上映。いよいよ上映がスタートすると、モノクロの映像に一同「かっこいい!」と感動した様子。上映中もロビン前田さんが、撮影地の裏話や「ここは何色」などカラー版の情報もわかりやすく解説してくれ観客も引き込まれていました。

上映が終了すると「おもしろかった!」と一同大絶賛。竹若は、「セリフで説明するのではなく、画で見せていくという感じがした」とコメント。初めてマッドマックスシリーズを見たという石田は「迫力がすごくておもしろかった。ただ、車がぶつかるたびに井上が横で叫んでうるさかった」と笑いを誘います。続くHGは「芸人さんのコメントがおもしろかった」と観客目線の感想に一同から総ツッコミを受けていました。

川谷が「前作で主演のメル・ギブソンには声が掛からなかったのか?」とロビン前田さんに質問すると、キャスティングの裏話から、同じジョージ・ミラー監督作品「ベイブ」の制作裏話まで様々なエピソードが飛び出し、会場からも驚きの声が上がっていました。

最後に、ロビン前田さんは「1人で見るのも楽しいけどこうやってみんなで見ても楽しめる映画。もう1回見たら発見するところも多く、また違った楽しみ方ができるのでぜひカラー版も見て欲しいです」と拍手喝采のなか締めくくりました。