レポート2017.04.23誰もがスクリーンデビューを飾れる!観客参加型上映「デルシネ」はうれしいサプライズが満載
4月23日(日)、那覇市のよしもと沖縄花月で観客参加型上映プログラム「デルシネ」が開催されました。
来場者が未完成作品のエキストラとして出演できるこの企画。撮影・編集を合計2時間で行い、最後には完成作品を来場者全員で鑑賞します。オープニングには監督の後藤ひろひと、ぴらのぱうるす&ぱっきゃまらんどが登場。早速、会場の皆さんをグループ分けし、それぞれ異なる場所で撮影することなど撮影手順が説明されました。
さらに会場から1人、セリフ付き、キスシーンありという大役を務める女性のお客様を抜擢。突然の配役にびっくりしていた女性でしたが、後藤監督から演技指導を受け、すぐその場で撮影がスタート。ほかの来場者が見守るなか、相手役に見立てたマネキンと向かい合い堂々とした演技を披露しました。キスの相手は誰なのかは本編上映時のお楽しみとなります。
その後、来場者は3班に分かれて撮影を開始。後藤監督率いるグループは野外ロケを行い、様々な場面の撮影をこなしていきます。他の2班の撮影も順調に進んでいる様子。撮影完了後は映像素材の編集タイムに突入しました。その間、来場者はぴらのぱうるす&ぱっきゃまらんどのトークショー&ミニライブで盛り上がり、あとは作品の完成を待つだけです。
そしていよいよ完成作品『エル・シュリケンvs新昆虫デスキート』のお披露目へ。来場者の皆さんの出演場面が映し出されると、歓声や拍手、笑い声がおこります。マネキン相手に最初で撮影したキスシーンの場面ではキスの相手役が、アインシュタインの稲田直樹に編集されていて、客席も大爆笑。また、映画本編には宮崎香蓮さん、久保田悠来さん、武藤敬司さん、板尾創路、ケンドーコバヤシなど豪華メンバーが出演したほか、上映中にはあっと驚く演出も随所に。会場の皆さんも大いに映画鑑賞を楽しんでいる様子でした。
上映後は主演のレスラー、エル・シュリケンやラ・ゲイシャも登場するなど、最後まで盛りだくさんの内容となったイベントとなり、来場された皆さんには、監督や役者、撮影スタッフの仕事を直に見て体感できる貴重な機会となりました。