ニュース

レポート2017.04.21ドラマ版とは圧倒的に違う魅力!大野拓朗さんとネコの金時も駆けつけた映画『猫忍』舞台挨拶

4月21日(金)、北谷町のミハマ7プレックスで『猫忍』の舞台挨拶が行われました。
特別招待作品の『猫忍』は、猫と時代劇という異色のコラボが注目されヒットを記録した『猫侍』のスタッフが贈る、笑いと癒しの新たな時代劇。会場には、監督の渡辺武さんと主役の忍者を演じた大野拓朗さん、そして、“父上”を演じたネコの金時が駆けつけました。

舞台挨拶の冒頭で最初に質問が出たのは、この映画の見どころについて。『猫忍』がテレビドラマとして放映されていたことを受け、「佐藤江梨子さん、柄本明さんなどの豪華なキャストが、ドラマ版レギュラーメンバーと繰り広げるやりとりをぜひ楽しんでほしい」と渡辺監督。大野さんも「ドラマ版とは違う圧倒的な空気感に僕自身もドキドキしました」と話します。

主役の忍者、久世陽炎太を支える忍者を演じるのは、日光江戸村でプロの忍者として活躍する皆さんたち。大野さんの演技を要所要所で支える本格的な技も楽しみのひとつです。
「忍者ものといえば CGを活用したカッコよさが主流かもしれませんが、『猫忍』は昔懐かしいアナログがベースです。例えば、忍者ものでおなじみの水遁の術のシーンは、昔ながらの情緒があって、 “人力”で一所懸命演じたからこその感動をきっと味わってもらえるはずです。アクションも一層本格的なので、注目していただきたいです」と大野さんが満面の笑顔で語ってくれました。

そして、この『猫忍』で忘れてはいけないのが“もう一人”の主役、ネコの金時です。癒しの時代劇に欠かせない金時の活躍を絶妙に引き出したのが、前作『猫侍』と同じスタッフたち。「金時にカメラ目線をもらう時の『金ちゃーん』という黄色い声が忘れられない」という大野さんは、「金時の存在で撮影現場がとても楽しかった」と振り返っていました。「(ネコを)深追いしないのがポイントです」と語る渡辺監督自身も、プライベートではネコが大好き。だからこそ、ネコ好きにはたまらない、ほのぼのした映画が作れたのかもしれません。

最後に「映画のキャッチコピーにもあるように笑いと癒しの時代劇です。僕以外はすべての役者さんが個性的でユニークですし、見終わった後に、ほっこりした気分になれるはずです」と会場にメッセージを送った大野さん。渡辺監督も「ネコと一緒に旅に出るというわかりやすいストーリーで、子どもから大人まで楽しめる作品に仕上がっています」という自信のこもった言葉で舞台挨拶を締めくくりました。