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レポート2017.04.23「とにかくカッコいい!」と出演者が揃って明石家さんまをリスペクト

4月23日(日)、那覇市の桜坂劇場・ホールAにて、明石家さんま企画・プロデュース『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』の上映と舞台挨拶が行われました。

本作品は、1980年代の大阪を舞台にジミー大西の半生を中心に、明石家さんまと彼らを取り巻く人々の実体験を描く、明石家さんまが企画・プロデュースした動画配信サービスNETFLIXオリジナルドラマ。若かりしジミー大西の耳を疑うような“アホみたいなホンマの話”がこれでもかという程飛び出す反面、さんまとジミーの絆の深さを描いたシーンには思わずホロリとさせられる、笑いと涙が存分に詰まった作品です。

上映前の舞台挨拶には、光野道夫監督、中尾明慶さん、小出恵介さん、尾上寛之さん、六角慎司さん、そしてこの作品のタイトルでもあるジミー大西が登壇しました。一同がステージに並ぶと超満員の会場からは割れんばかりの拍手と完成が沸き起こりました。

小出恵介さんは「(さんまを演じることは)プレッシャーはありましたが、自信を持ってみなさんにお送りできる作品に仕上がりました」と挨拶。ジミー大西は「どうも、本物のジミー大西です。この作品は本当にあった話なのでドラマというよりドキュメンタリーとして見て欲しい」と、それぞれ作品への思い入れを話しました。

「1年前、さんまさんに、どうしてもジミーの歴史を残したい」と頼み込まれたと、制作の経緯を話す光野監督。当の本人、ジミー大西は「いつもテレビ局の楽屋で簡単に伝えられるんです。『ジミー、ドラマやるぞ』『はい、よろしくお願いします』みたいに簡単に」と当時を振り返り、「ドラマだからスタッフ50人くらいかと思って打ち合わせに行ったら500人くらいいて、これはもうすごいドラマだなとびっくりしました」と撮影開始時のエピソードを語りました。

ジミー大西役の中尾さんは「どうしたって苦労しますよね。みなさん自分に置き換えて考えてみて下さい! あのジミー大西さんですよ! 今まで色々な役を演じましたが、誰もがよくご存知の方ですし、なかなかのプレッシャーでした」と、興奮気味に大役を演じた感想を話します。小出さんは「さんまさんと触れあえることは素直に嬉しく、演じてみて本当にカッコ良いスターなんだなと実感しました」としみじみ語ると、多くの観客も頷いて共感していました。

撮影現場にさんまがよく来ていたと話す小出さんは、「アドバイスはこっちから求めるともちろん答えてくれるんですが、どちらかというと好きにやって良いよという感じで。でも時々台本に無いことを要求されるんです。いきなり台本に無いことをすると相手の役者さんは困ってしまい、僕はいつもその板挟みでした(笑)」と撮影時の裏話を披露。

中尾さんは「さんまさん、普段はあんなに楽しい方なんですけど、現場のモニター前で真剣に演技を見ている時は怖かったです…(笑)。でも必ず最後までいてくれて、ご飯も準備してくれて、夜遅くなっても途中で帰らずみんなを見送ってから帰るんです。本当にカッコ良い人です」とさんまへの思いを馳せていました。

ジミー大西は作品の総評を「やっぱりこのシーンはあったかという感じですね。姪っ子とは一緒に見れないな」と恥ずかしそうに話し、中尾さんに「ジミーさん、作品に思い入れあります?」とツッコまれると「あ、あ、ありますよ。本当にみなさんに大変な思いさせてお疲れさまですと思っていますよ」と、いつもと変わらない姿に会場からは笑いが起こりました。

ジミー大西は作品の総評を「やっぱりこのシーンはあったかという感じですね。姪っ子とは一緒に見れないな」と恥ずかしそうに話し、中尾さんに「ジミーさん、作品に思い入れあります?」とツッコまれると「あ、あ、ありますよ。本当にみなさんに大変な思いさせてお疲れさまですと思っていますよ」と、いつもと変わらない姿に会場からは笑いが起こりました。

最後に小出さんは「7月7日(金)からNetflixで配信されます。みんなとにかく頑張りました。月額見放題650円からなので見て下さい(笑)」と宣伝し、中尾さんは「みなさん、この作品は最初コメディかと思われるんですが、師弟関係や兄弟愛、友情をたくさん描いています。“アホみたいな所”では大いに笑って“ホンマの話”の所ではどうぞ泣いて下さい」と締めくくり、満席の観客が別れを惜しむ中、舞台挨拶は幕を閉じました。