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レポート2017.04.23晴天に真っ赤な絨毯が映えるレッドカーペットを名だたるスターたちが練り歩く

4月23日(日)、那覇市の国際通りにてレッドカーペットが行われました。去年より距離を伸ばしたレッドカーペットを歩いたのは214組、総勢約1099人。前日は雨だったため天気が心配されましたが、この日は見事に晴れわたり、気持ちの良い気候での開催となりました。

開始1時間前にもかかわらず、今か今かと待ちわびた観客たちの熱気で国際通りが埋め尽くされました。城間幹子那覇市長が開会宣言をした後、トップバッターで登場したのは沖縄出身で映画祭を全力で盛り上げているスリムクラブ。それを皮切りによしもとの人気芸人だけでなく、映画『カーラヌカン』のGACKTさんや、韓国映画初主演となった超新星のソンジェさんなど、そうそうたる面々が、華やかなレッドカーペットをゆっくりと歩いていきます。

特別上映ドラマ『兄に愛されすぎて困ってます』に出演している土屋太鳳さん、片寄涼太さんが登場した際には、会場にひときわ熱気を帯びた声援が飛び交いました。レッドカーペットの感想を聞かれた土屋さんは「とても気持ちのいい天気で嬉しいです」と話し、天候にも恵まれ、大歓声で迎えられたことへの喜びを感じている様子でした。

明石家さんま企画・プロデュース『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』に出演した中尾明慶さん、小出恵介さん、ジミー大西も登場し、国際通りに割れんばかりの歓声が沸き起こりました。中尾さんは「沖縄の人に温かく迎え入れてもらえて嬉しい。こんなに黄色い声援を浴びていいの?」と笑顔と戸惑いを見せていました。関西を舞台にした映画ということもあり、関西弁で作品のPRをお願いされた中尾さんと小出さんは、「めっちゃおもろいでぇ~!」と陽気にアピールしました。ジミー大西は「こんなに立派な俳優や監督が作ってくれたのでとても嬉しい」と作品の感想を述べ、自身がモデルとなった映画に対する思いを語りました。

ラストに登場したのは実行委員長である大﨑洋社長と映画祭宣伝芸人の宮川たま子、城間幹子那覇市長です。大﨑社長は「はいさい」と沖縄方言で挨拶した後「世界で一番長いレッドカーペットにしてください」と城間市長に提案されてありがたかったと御礼の言葉を贈り、「今後も末永く映画祭が続いていくことを願いたい」と映画祭の展望を語りました。城間市長からは「みんなの笑顔が輝いてとても幸せなイベントになった」と感謝の弁を語り、盛大に行われたレッドカーペットを締めくくりました。